「逆転合格プログラムRSP」
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自学自習を極める法・自己管理シートPDF
こちらのページでは、「第7章参考書完全攻略マニュアル」の中で紹介した「自己管理シート」の詳しい使い方の説明を行います。
また特典である、「自己管理シート」のPDFを当ページ下部に添付していますので、そちらをコピーするか、手書きでノートやルーズリーフに写すなどして、日々の自学自習に役立てていただければと思います。
「自己管理シート」はあなたがこれから参考書を使った自学自習で偏差値を上げていくためにとても大切なものです。
自学自習では自分を厳しく管理していく必要があります。
「自己管理シート」を使うことで、日々のやるべきことが明確になり、毎日継続して勉強する習慣がついていきます。
また、自分で正しい学習計画の作成方法を身につけることにも繋がりますので、「自己管理シート」の使い方をここで覚えて、必ずこれから自学自習を進めていく上で使うようにしてください。
できるだけ丁寧に記入例を示しながら説明しますので、その点は安心していただければと思います。
(もちろん自己管理シートに関して聞きたいことがある場合は個別にメールしていただいても構いません)
まずは、「自己管理シート」の各記入項目の説明をしたいと思います。
以下の「自己管理シート」をご覧ください。
それでは各記入項目の説明をしていきます。
①の【名前】はあなたの「お名前」を記入する欄です。
②の【合計回数】は自己管理シートの「通算枚数」を記入する欄です。
つまり、初回の週ですと「1回」ということになります。
自己管理シートは1週間に1回記入しますので、週が4回ある月ですと、1ヶ月で4枚溜まる計算になります。
回数が積み重なっていくと、ご自分のこれまでの自学自習の振り返りや、ペース配分の参考になるので、自己管理シートは捨てずにクリアファイル等に保管するようにしてください。
③は「確認テストの日時」と「次回の確認テストの日時」を記入する欄です。
「 : 〜 : 」は確認テストを行う時間帯を記入する欄です。
確認テストは最初に自分で決めた曜日に週に1度行うものです。
(仮に日曜日に確認テスト日を決めたなら最後まで固定で守るようにしてください。そうすることで1週間の学習リズムを作ることができます)
確認テストは目安として、3時間程度でその週に進めた参考書の範囲の中からテストを行うようにしてください。(答え合わせと間違った部分の解説を読む時間も含めて)
テスト時間が長くなる分には構いませんが、例えば1時間しかテスト時間を作らないのは、その週に進めた参考書の範囲を十分にテストできないことが考えられます。
それか1週間の課題の量が少ないことも考えられるので、ペース配分については「第6章逆転合格へのロードマップ」の各参考書の説明を読み、記載されたペースを参考に、無理のない範囲で課題の設定を行ってください。
「第7章参考書完全攻略マニュアル」
でもお伝えしましたが、1週間のうちに
「参考書を進める進む回が4回」
「復習のために戻る回が2回」
「その週の勉強の成果を確認する確認テストの回が1回」
あります。
以下は「第7章参考書完全攻略マニュアル」でもお伝えしましたが改めて、「1週間の課題の進め方」についての説明を載せておきます。
◆1週間の課題の進め方
例えば「システム英単語basic」が課題であるなら・・・
【1】
月曜 1~200 進むA
火曜 201~400 進むB
水曜 401~600 進むC
木曜 601~800 進むD
金曜 1~800 復習A~D
土曜 1~800 復習A~D
日曜 テスト日 1~800のテスト
【2】
月曜 1~200 進むA
火曜 201~400 進むB
水曜 1~400 復習A~B
木曜 401~600 進むC
金曜 601~800 進むD
土曜 1~800復習 A~D
日曜 テスト日 1~800のテスト
というようになります。【1】か【2】のどちらで進めるかは、あなたの好みでお決めていただいて大丈夫ですが、僕のオススメは復習の量が多くとれる【1】です。
⑤の【科目】は参考書の科目を記入する欄です。使用する参考書が英語の参考書なら「英語」と記入します。
⑥の【参考書名】は参考書の名前を記入する欄です。
⑦の【次回までの宿題】は次回の確認テストまでに進める参考書の範囲を記入する欄です。例えば、その週に「システム英単語basic」を「1〜800」(1日200ずつ)まで進めたらなら、【次回までの宿題】には「801〜1600」と記入します。
⑧の【進捗】はその週の確認テストまでに計画した範囲で「実際に進められた範囲」と「進捗率」を記入する欄です。例えば、計画通りその週に「システム英単語basic」を「1〜800」まで進めることができたら800/800と記入します。その場合の進捗率は当然「100%」です。「進捗率」は「実際に進められた範囲」/「計画した範囲」×100で出ます。
仮に計画していた800個まで到達できずに、
600までしか進められなかった場合は
600
━━━━━━━━━×100=75
800
で進捗率は「75%」になります。
進捗率が「100%」でない場合、自分で決めたペースを守れていないことになります。
その場合はペースを落とすか、勉強効率を高めるか、今以上に勉強時間を確保する必要があります。
(「第6章逆転合格へのロードマップ」に記載してある各参考書のペースは”速くもなく遅くも無い”「標準ペース」ですので、それを下回るペースで進めると入試本番までに志望校の偏差値に到達するために必要な参考書をこなすことができない可能性が高くなります)
⑨の【テスト結果】は確認テストの「問題数」に対する「正答数」と、その「正答率」を記入する欄です。
例えば「システム英単語basic」を800個テストし、800個正解することができたなら、800/800と記入します。その場合の正答率は当然100%です。「正答率」は「正答数」/「問題数」×100で出ます。
仮に800個中500個しか正解できなかった場合は
500
━━━━━━━━━×100=62
800
で正答率は「62%」になります。(小数点が出る場合は切り捨てになります)
⑩の【合否】はテスト結果の合否を記入する欄です。
「第7章参考書完全攻略マニュアル」でもお伝えした通り、正答率が80%を下回ると「不合格」になります。
ですので、確認テストでは常に100%を目指しつつ、最低でも80%を取るように日々の自学自習に取り組んでください。
「不合格」になった場合は、翌週もその週でやった範囲を勉強することになります。
⑪の【今回よくできていた点】はその週の確認テストで特に自分が良かったと思う点を記入する欄です。
⑫の【次回までに気をつけること】は次週の確認テストまでに気をつけることを記入する欄です。
以上が「自己管理シート」の各記入項目の説明になります。
ちょっとわかりづらかったという方もいると思うので、実際に僕が記入した「自己管理シート」の例をあげますので、書き方のイメージを深めてくださいね。
英語の偏差値が50以上あり、以下の2冊の内容が完璧にわかる方を除けば、以下の2冊で参考書学習をスタートすることになるので、実際に後で「自己管理シート」のPDFを印刷するなどして、これを参考に記入してください。
もちろん名前と日付はご自分ので書いていただき、進捗、テスト結果、合否はまだテストをしていないため、何も記入しないことになります。
(この2冊が終わり次第、現代文・古文、日本史or世界史の参考書も課題に加えていってください)
「自己管理シート」の
記入における注意点
ここからは「自己管理シート」の記入における注意点を説明します。
実際に課題の範囲を決めて、テストを行うと、以下の4パターンのどれかになります。
【1】、「進捗度」が100%、「テスト結果」は80%以上
【2】、「進捗度」が100%未満、「テスト結果」は80%以上
【3】、「進捗度」が100%、「テスト結果」は80%未満
【4】、「進捗度」が100%未満、「テスト結果」は80%未満
【1】は、「進捗度」が100%、「テスト結果」も80%を超えているので、そのまま次の課題の範囲に進んでください。(当然毎回どの課題もこの【1】のパターンになるのが望ましいです)
(例)「システム英単語basic」であれば、新しい「自己管理シート」の「次回までの宿題」は「801〜1600」になります。
【2】は「進捗度」が100%未満で「テスト結果」は80%を超えているので「合格」になりますが、進めることのできなかった範囲があるということなので、そこから「次回までの宿題」を書くようにしてください。(テストは進めることができた範囲の中で行うようにしてください)
(例)計画では「1〜800」まで進める予定だったが、「1〜600」までしかできなかったなら、新しい「自己管理シート」の「次回までの宿題」は「600〜1400」になります。
この場合、「200個」遅れているということなので、できるなら次週の課題の量を増やして、「600〜1600」でやるようにすると遅れを取り戻すことができます。
【3】は「進捗度」は100%ですが、「テスト結果」が80%未満なので、「不合格」になります。
ですので、新しい「自己管理シート」の「次回までの宿題」はその週と同じ範囲で「1〜800」ということになります。
【4】は「進捗度」が100%未満、テスト結果も80%未満なので、【3】と同じく新しい「自己管理シート」の「次回までの宿題」はその週と同じ範囲で「1〜800」ということになります。
【4】は「課題の進行状況」も「テストの正答率」も悪いということなので、一番まずいパターンです。
以上が「自己管理シート」の記入における注意点になります。
「自己管理シート」の参考書の選び方と課題の進め方については、「第6章逆転合格へのロードマップ」をよく読み、参考にしてください。
【特典】「自己管理シート」のPDF
(印刷するなどしてご利用ください)