こんにちは、ハクです。

 

先日読者の方から「参考書で勉強しているのに過去問が解けない受験生を沢山みてきたのですが、その原因って何なんでしょうか?」という質問をメールでいただきました。

 

「見てきた」というのはその方は現役時代に某塾に入っていて、参考書で勉強しても過去問を解けるようにならない受験生を自分以外にも多く見てきたそうです。

 

実はこれは珍しいことでもなくて、参考書で勉強しても「過去問が解ける人」と「解けない人」に分かれます。

 

確かに参考書学習は「デキない受験生がデキる受験生に唯一勝てる勉強法」ですが、だからといってただ参考書をひたすらこなしたところで過去問が解けるようになるかといったらそうではありません。

 

もし、参考書で勉強していざ過去問(赤本)を解こうとした時に「うわ、全然解けない・・・」となってしまったら最悪ですねよね・・・。

 

あなたが過去問を解く時にそうならないように、ぜひこの記事で参考書学習を最大限に生かす方法を知って、過去問を解く時も物怖じせず解ける受験生になってほしいと思います。

 

参考書には「インプット系参考書」と「アウトプット系参考書」がある

 

まず参考書には種類があることを知っていただきたいです。

 

それが「インプット系参考書」「アウトプット系参考書」の大きく分けて2種類です。

 

ちなみに「インプット」というのは「知識を揃えること」で、「アウトプット」というのは「知識の使い方を覚えること」です。

 

例えば英語で言えば「インプット系参考書」は

 

・「単語帳」

(例:システム英単語

・「熟語帳」

(例:速読英熟語

・「読解英文法書」

(例:大岩の一番初めの英文法

 

になります。

 

それで「アウトプット系参考書」は

 

・「長文読解問題集」

(例:英語長文レベル別問題集

 

になります。

 

ようは「参考書」といってもそれぞれ役割があって、全てを同じ参考書として括る(くくる)ことは危ないということなんです。

 

「インプット過多」の「アウトプット不足」になっている受験生は案外多い

 

ちなみにメールをくれた読者の方自身はというと「過去問が解けない」、特に「英語長文が読めない」と悩んでいました。

 

ただこの方曰く英語の「単語」と「文法」はしっかり覚えているとのことでした。

 

もちろんそもそも「単語」と「文法」の理解が不十分な可能性もありますが、ここではそれらは完璧になっているものとして話を進めます。

 

そう考えるともう原因は「インプット過多」の「アウトプット不足」になっていることしか考えられません。

 

「インプット過多」というのは例えば英語の勉強はしているけど、取り組むのは「単語帳」や「読解英文法書」や「文法問題集」ばかりだということです。

 

ちなみに「文法問題集」というのは「ネクストステージ」のようなものです。

 

穴埋め形式の「文法問題集」は「アウトプット系参考書」のように思いますが、結局は問題を解いて文法事項を覚えることになるので「インプット系参考書」に僕は分類しています。

 

もちろん英単語や英文法は長文を読解する上で必要です。

 

「読解英文法書」はそれこそ英文の読み方を記した参考書ですので、大事なものです。

 

しかし、「過去問」の英語問題を見てもらったら一発でわかりますが、「長文読解問題」でほとんどが占められているんですね。

 

もちろん大学・学部によって割合は変わってきますが、全体的な傾向として「長文読解問題」が配点に占める割合は大きくなっています。

 

そう考えると、肝心なのはやはり「アウトプット系参考書」の「長文読解問題集」の勉強になるわけです。

 

英単語や英文法の知識それのみを問う問題というのは「MARCH」などの難関私大の問題では配点に占める割合は極めて低くなります。

 

なぜそのような形をとっているのかというと受験者のレベルを測る上で英単語や英文法の知識だけを問うても仕方のないことだからです。

 

英単語や英文法は覚えてしまえば誰でも点が取れます。

 

しかし、長文読解はそうもいかないのです。

 

なぜなら長文読解問題は「英語の知識を総動員して解く問題」だからです。

 

そう考えるとまず最低限、英語の知識である「単語」や「文法」は必要です。

 

これは「インプット」=「知識を揃えること」にあたりますが、これは最低限なんです。

 

大事なのは「アウトプット」=「知識の使い方を覚えること」です。

 

知識の使い方を覚えるにはとにかく練習を繰り返すしかありません。

 

だからこそ「長文読解」の参考書もバランスよくやっていかないといけないのです。

 

それでしか英語長文を読む力を養うことはできません。

 

いくら英単語や英文法をたくさん知っていても英語長文読めないのは明らかに実践不足です。

 

知識はそれだけではただの知識に過ぎません。

 

使い方を知っていて初めて自分のものになります。

 

例としては英語の動詞の意味の単語でも分詞(現在分詞・過去分詞)の形で長文の中に登場したり、受動態の形で多く出題されたりといったように英単語帳に載っているのと違う形で登場することがあるんですね。

 

だからこそ長文読解を沢山解いて、これらの変化に慣れる必要があります。

 

結局は慣れなんですよね。

 

それでも英語長文が読めるようにならないなら、アウトプットに問題があるのではなくて、実はインプット不足だったりします。

 

本当に自分の志望校の英語長文を読む上で必要なレベルの英単語や英文法は完璧になっているか確認することです。

 

これは、そもそもの問題ですが・・・。

 

長文を読めるようになるというのは英単語や英文法を覚えること以上に技が必要で差がつくところだと分かっているからこそ、難関大の英語問題ほど長文読解問題ばっかりになるのです。

 

やっぱり難関大からすると優秀な学生を取りたいですからね。

 

そういう問題を作る側の意図がわかっていれば、しっかり英語長文が読めるようになるように「長文読解」の参考書でアウトプットを繰り返するはずです。

 

でも、こんなことは実は受験生自身も心のうちではわかっていることだと思うんです。

 

僕がわざわざ「アウトプットは大事です!英単語や英文法の知識を覚えたらどんどん英語長文を読んでいきましょう!」なんて言わなくても、です。

 

そう考えるとなぜ多くの受験生はインプットばかりやってしまうのかその原因がどこにあるのか見えてきます。

 

心のうちでは「英語長文」を毎日読まないといけない分かってるけど・・・

 

これは僕の感覚ですが、やっぱり長文を読む練習って面倒臭いんですよね。(笑)

 

僕も受験生時代は英単語とか英文法事項の暗記はそこそこ面白かったんです。

 

それに比べると英語長文はを読むのはクソだるいんですね。(笑)

 

だから気持ちはよーくわかります。

 

 

でもだからといって肝心な英語長文から逃げていても入試の英語問題で点が取れないことはわかっていたので、僕は1日最低1題英語長文問題を解くということをやっていたのです。

 

決してここからは逃げてはいけないんですね。

 

辛いんですが、それも慣れで、読んでいくうちにパターンみたいなのが見えてきます。

 

よってだんだん長文を読むのが楽になってくるんです!

 

英語長文のテーマとか本文の構成とか、設問の問題の出し方とかパターンがあることに気づきます。

 

こういうのに慣れるのはやっぱり繰り返し英語長文を読まないといけないわけです。

 

僕は英語の勉強をスタートさせた時はまだ英語長文は読まなかったですが、最低限英単語や英文法を覚えてからはそこから英語長文を読まない日はなかったんじゃないかくらい、向き合っていました。

 

それこそ僕は英語長文読解を解いた後も、その本文をコピーして、ビニール袋を被せて風呂の中で音読するということまでやっていました。

 

だからこそ僕はいざ志望校の英語の過去問を解いた時も全く解けないなんてことはなくて、いつも通り解けていました。

 

だって同じ英語長文読解問題じゃないですか。ただテーマや問題文が違うだけで形は同じなわけです。

 

じゃあ長文に出てくる英単語や英文法がめっちゃ難しいのかというと、これまで習ったことの中から出てきているわけです。

 

インプット→アウトプットと正しい順番で参考書学習をこなせば、過去問を解いた時に死亡することもありません。

 

だからこそインプットとアウトプットはバランスよくやってほしいです。

 

アウトプット(英語長文を読む)のがめんどくさかったり怖い気持ちがあるのはわかります。

 

怖いというのは、「もし解けなかったらどうしよう」ということですね。

 

でもこれはこれでまだいいのです。

 

自分ができないことが早くわかれば対策が打てますからね。

 

最後の最後まで逃げ続けて、直前になって「やばい英語長文が読めない!」となってももう手遅れの可能性が高いわけです。

 

そう考えると最低限の知識を揃えたら積極的に英語長文に触れていった方がいいですね。

 

まとめ

 

今回は【参考書で勉強して過去問が「解ける人」と「解けない人」の差はどこにあるのか?】をテーマにお話ししました。

 

過去問はそれこそ大学の入試問題そのものですから、これが解ければ合格に近いということですし、解けないなら合格は厳しいということになります。

 

だからこそ過去問が解けることは大事なことで、今回お伝えしたアウトプットの重要性を認識した上で、毎日英語長文を読むということをやってほしいと思います。

 

英単語や英文法を覚える目的はそれ自体を覚えることではありませんよね。

 

英語長文を読めるようにすることだと思います。

 

なら最低限の知識を揃えたら英語長文を読んでいく訓練をしましょう。

 

知識があっても慣れないうちは苦戦すると思いますが、毎日読んでいけば長文読解が解けるようになっていきます。

 

ぜひ、逃げずに長文読解に挑戦していきましょう。