「英語長文読むのが遅すぎていつも試験時間内に終わらない・・・」

「単語も熟語も文法もそれなりに覚えたし、長文だってそれなりに読んでるけどスピードが上がらない・・・」

 

おそらくこのような悩みを抱えている受験生は多いと思います。

 

今では英語長文をスラスラと読解できる

ようになった僕ですが、

今日あなたにお伝えする方法を知るまでは

模試などの試験で時間内に終わらず

悩んでいた時期がありました。

 

単語や熟語、基礎的な文法を

覚えているのに何故かスラスラと

長文が読めない。

 

明治とかの赤本を見ていただけば

分かりますが、あの量で試験時間が

60分しかしないのですから

読解スピードが遅いというのは致命的です。

 

 

でも、安心してください。

 

偏差値43で本番まで半年を切っていた

僕でも最終的には試験時間内に余裕を持って

終わらせることができました。

 

今回は、僕がどのようにして

英語長文がスラスラと読めるようになったのか

その方法をお伝えしていこうと思います。

 

学校では教えてくれない「シャドーイング」って?

 

僕が英語長文を早く読むためにやっていたのは

「シャドーイング」という訓練です。

 

初めて聞いた方もいるかと思います。

 

ちなみに僕は学校で教わることがなかったので

自分で受験勉強を始めるまで

この言葉さえ知りませんでした。(汗)

 

正直、このシャドーイングの訓練を行わないと

長文読解スピードは上がらないと言っていい

ほど重要なものです。

 

それなのに、学校では教えてくれません。

 

もちろん英語長文を沢山読むことで

ある程度は読解スピードは上がって

いきます。

 

ただ、難関私大の英語試験を試験時間内に

余裕を持って解き終えるには

速読のための訓練を別途でする必要

があります。

 

そのための訓練として

「シャドーイング」を行います。

 

ちなみに単語自体の意味としては

「shadow:(他動詞)〜を尾行する、

〜に影のようにつきまとう」

で、これにingがついた名詞の形になります。

 

そう考えると、

何となくどのようなことをするのか

イメージできたかと思いますが、

「シャドーイング」の本来のやり方は

文章なしで英語の音声を聞いて

それに続いて音読していくこと

です。

 

ただ、このやり方ですと、

速読力を上げるというよりは

リスニング力を上げる

のに適しています。

 

ですので、速読力を上げる場合は

本来の「シャドーイング」とは異なる

やり方をします。

 

では、その本来の「シャドーイング」ではない

速読力を上げるためのやり方とは何なのか?

 

それをこれからお伝えしていきます。

 

文章ありの「シャドーイング」で速読力が上がる

 

先ほど音声のみで文章がないのが

本来の「シャドーイング」だと言いましたが、

僕がお勧めするやり方は文章ありで

「シャドーイング」をする

ということです。

 

つまり、音声を聞いてそれに続いて

”文章を見ながら”英語を音読していく

ことになります。

 

「シャドーイング」をするのに

・英語の音声

・英語の文章

が必要ということになりますが

一般的な英語の参考書にはCDが

付いてない場合が多いかと思います。

 

仮にCDがついていても

シャドーイング入門にしては

文章が少し難しかったり、

長すぎたり、重要な文法や熟語表現が

あまり長文の中になかったりします。

 

ですので、シャドーイングを始めるなら、

できるだけ平易な文章でふんだんに

重要な文法、熟語表現が使われている

参考書が良いです。

 

それで、その2つを満たしている参考書として

挙げられるのが「速読英熟語」です。

 

 

そして「速熟」には別途購入する必要が

ありますがCDがあります。

 

 

それではこの「速読英熟語」を使って

「シャドーイング」に入っていきましょう!

 

 

・・・と言いたいところなのですが、

「シャドーイング」の効果を最大限に

高めるための事前準備があります。

 

ですので、まずはその事前準備の

やり方を説明したいと思います。

 

「シャドーイング」をする前に必ずやるべき2つのこと

 

速読英熟語

 

「速熟」はこのように左ページに英文、

右ページに和訳というようになっています。

 

この程よい英文の長さが良いんですよね。

 

僕は試験会場にいつもこれを持って行って、

英語の試験が始まる前にサーっと

ここの英文を読んで、スムーズに長文読解に

入れるようにウォーミングアップ

として使っていました。

 

そして、もう1ページをめくると

覚えるべき熟語表現が載っています。

 

速読英熟語

 

それでシャドーイングの前の

事前準備といったのはまず

この熟語表現を全て覚えることです。

 

ここの熟語表現は覚えている状態で

必ずシャドーイングに入ります。

 

そしてもう1つの事前準備は

右ページの日本語訳を見つつで良いので

書かれている英文の意味を理解できる

ようにしておくことです。

 

ここでいう英文の意味を

理解するというのは

ただ和訳を覚えるのではなく、

一文一文の文法構造を理解すること

を言います。

 

まず自分なりに訳してみても良いですが、

シャドーイングの前にはしっかり正しい

和訳を確認してからにしましょう!

 

ただ、こう書くと

「あらかじめ訳を暗記してしまっては

英文を読む意味がないのでは?」

と思われる方もいると思います。

 

確かにそれはごもっともですが、

シャドーイングの目的は

英文を素早く読解できるようにするためです。

 

とにかく英文を早く読む癖を付けることが重要なのです。

 

それはつまり「戻り読み」

しないということになります。

 

I believe that he is an honest man.

という英文なら

「私は信じる、彼が正直な男であると」

いうように前から訳していきます。

 

英文の速読にはこれは鉄則です。

 

この文を読んでいる時に頭の中では

「私は信じる、何を?彼が正直な男であると」

というように前から英文を処理しています。

 

日本語と英語では語順が違うので、

慣れるまでは大変かもしれません。

 

日本語では主語の後に目的語、

述語という感じですよね。

(私は彼が正直な男であると信じる)

 

だからこそ、

強制的に前から訳していかざる

を得ないシャドーイングで

戻り読みをしない癖をつける

必要があるのです。

 

もちろん初見の英文をシャドーイングしながら

戻り読みをせず日本語に訳していければ

それに越したことはないです。

 

でも、それをいきなりやるのは厳しいと思います。

 

僕も当時を考えれば出来ないと思います。

 

だからこそ、

まずは日本語訳を頭に入れた状態でも

良いから音声に続いて戻らず

音読していくようにします。

 

ただ、間違えてはいけないのは

日本語訳が頭に入っているからといって

頭で何も考えずにただ英文を

音読するということです。

 

これではシャドーイングをやる意味が

無くなってしまいます。

 

シャドーイングをする際に

絶対に忘れてはいけないのは

事前準備で行った熟語と文法構造の理解を元に

どの要素がどの和訳に対応しているかを

頭で考えることです。

 

「この熟語が訳ではここに対応しているな」

と考えたり、

先ほどの例文で言えば

「このbeliveはthat以下を目的語としているな」

というように熟語や文法事項がどの和訳に

対応しているかを最初は意識しながら

読んでいきます。

 

これを訓練していく内に

無意識で行えるようになれば

かなり速いスピードで英文を読むことが

できるようになります。

 

そのような重要なポイントを

頭に入れた状態でシャドーイングに

取り組むことでその効果が

最大限に発揮されます。

 

シャドーイングの具体的な実践方法

 

さて、ここまできてようやくレッツトライ!です。

 

「速熟」の左ページの英文を見ながら、

音声に1、2テンポ遅れて

音読していきます。

 

丸々1文遅れてしまうのはNGです。

 

この音読はもちろん英語を声に出して

発音することです。

 

シャドーイングは強制的に前から訳していく

(音声は待ってくれませんからね)

ことになりますから、

 

ここで英文を前から読む癖をつけることで、

初見で解く英語長文を読む際にも

同じように読むことができようになります。

 

あらかじめ和訳が分かっている状態でさえ

前から読めないのに初見の英文が前から

読めるはずがありません。

 

だからまずは和訳を頭に入れた状態でも

良いから前から英文を処理していく癖をつけます。

 

その癖がついたら初見の英文を沢山読む中で

精度を高めていきます。

 

 

これは余談ですが、

僕はどの教科でも分からないと思ったら

速攻答えを見てそこからどうして

その答えになったのかプロセスを考えます。

 

そして次からは間違えないようにします。

 

考えても答えが出ないなら、パッと答えを見て

理解することをした方が効率的なんですね。

 

大学入試の文系の問題なんて知ってるか知らないかです。

 

うーんと頭を悩ませて解を導きだすものなんて殆どないです。

(理系はどうか知りませんが)

 

分からないなら、パッと答えを見て、そこから考える。

 

そうすることで、

間違った解を覚えなくて済みますし、

何より時間を無駄にしなくて済みます。

 

ちょっと話が逸れてしまいましたが、

そろそろ「シャドーイング」の

まとめに入ろうと思います。

 

「シャドーイング」の方法まとめ

 

ステップ1

「速読英熟語」と「速熟のCD」を用意する。

 

ステップ2

「速熟」の熟語のページでまず熟語を暗記。

 

ステップ3

英文のページと和訳のページを照らし合わせてまず意味を理解。

(和訳をただ暗記するのではなく一文一文の文法構造も理解する)

 

ステップ4

音声に続いて(1、2テンポ遅れて)英文を音読する。

頭の中で同時に日本語に訳していく。

(一文まるまる遅れるようだと遅い)

 

というような感じです。

 

実際にシャドーイングをして、

ちょっとついていけないなとか、

日本語の意味が同時に訳せないなら、

・文法構造の理解が甘い

・熟語が覚えられていない

ということが考えられます。

 

あくまでもシャドーイングは

文章を早く読むための訓練の場であって

そこで改めて単語や熟語、

文法を覚える場ではありません。

 

言ってしまえば、シャドーイングの訓練

に入るタイミングはそれなりに

英語の力がついてきた段階です。

 

まずは、長文読解の基礎となる

単語、熟語、文法を覚えて、

長文問題を解きつつ、

平行する形で「シャドーイング」

の訓練をして英文を早く読めるように

なりましょう。

 

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました。